(Hine's 兄さん) 徒然雑記

不定期更新ですが、徒然に思うコトを書きとめてみる

お前はショッカーか


旧年中はお世話になり、ありがとうございました。
本年もよろしくお願い致します。


というコトで、(新唐人=米NYに本部を置く中国語衛星TV)から、
1)ウイグル人の子供が凍死 両親は再教育収容所に
2)園児虐待事件 北京「紅黃藍」幼稚園教師に判決
3)「中国人と認識」の香港人 2014年以来最低になる
というニュース。



新疆ウイグル自治区では100万人以上のウイグル人が、
再教育収容所に収容されていると言われ、国際社会から懸念されています。


新疆では厳しい冬を迎え、昼間でも気温は氷点下10度を下回ります。
近日、ウイグル人の幼い子供が凍死している写真が、SNSで広く伝わっています。
両親が収容所に送られたため、行き場を失い、野宿していたとのことです。
多くの人が胸を痛めたのと同時に、当局の抑圧政策に憤りを感じています。
新疆では現在多くの子供たちが、

当局によって両親と離れ離れにされているのが現実です。


園児虐待事件 北京「紅黃藍」幼稚園教師に判決 
1年前、北京の幼稚園で園児らに対し性的虐待が行われていたことが発覚し、
中国社会で大きな波紋を呼びました。
事態収拾のため、当局は幼稚園の22才の女性教師、劉亜男を逮捕しました。


近日、女性教師の裁判が行われ、
被看護人虐待の罪で懲役1年半の一審判決が言い渡されました。
一方、性的虐待を行なったとされる

「お爺さん先生」や「おじさん先生」らは何の処分も受けていません。


「中国人と認識」の香港人 2014年以来最低に 
香港に対する中国当局の締め付けは強化の一途を辿り、
「一国二制度」ももはや名ばかりのものになってしまうのではないかと

案じられています。
最近香港で行われた自身のアイデンティティーに関する意識調査によると、
自分を中国人だと認識している人の割合は、

2014年の雨傘運動以来の最低水準となっていることが明らかになりました。


文化大革命、チベットなどでの虐殺の犠牲者は6000万人以上。
ドイツのヒトラーやソ連のスターリンによる虐殺をはるかに上回る数です。


中国共産党は1976年の毛沢東の死後、
毛独裁の反動から最高指導者の終身制をやめるとともに、
集団指導体制へ移行したのですが、
「文革において重大な誤りを犯したが、功績のほうが誤りよりも大きい」と評価し、
毛沢東の説く"教え"である「毛沢東思想」を党の基本原則として堅持したままです。


習近平は2018年3月、集団指導体制を廃止、終身制を復活させ、
独裁体制を固めようと動き、
「習近平皇帝」が誕生。
習近平がトップに立った2012年以降、周辺国との平和で安定的な関係は
望めなくなり、南シナ海での"領土"拡張、一帯一路構想下の途上国支配など、
世界中で「属国」をつくり出しています。


習近平は積極的に「毛沢東崇拝」を推し進め、
毛沢東をさらにパワーアップさせた中国を目指している為、
上記のようなニュースは日常茶飯事、というか毎日、普通に起きています。


『経済の発展速度』『軍事的な発展速度』のバランスが取れていないと
危ないというコトを中国共産党は知っています。
経済的にのみアメリカを追い越しても、軍事的に粗末なモノしかなければ、
簡単に反撃されてしまう可能性は高いというコトです。


ですから、経済的に今は不調で、失業者も増えていますが
中国共産党としては人民の1000万や2000万人くらいが死んだとしても、
軍事用衛星は打ち上げる、宇宙ステーションはつくり続ける、という姿勢。


情報通信網を完全にジャックし、中国の支配下に置く、或いは破壊してしまう。
中国専用のもの以外は全部、破壊し、使えないようにすのが当面の目標。
そうなれば、電車も動かない、飛行機も飛ばない、会社の仕事もできなくなる。
貿易もできなくなるし、銀行決済もできなくなる社会になる。


中国共産党を受け入れなければ、あなたの国もそうなりますよと、
『武器なき戦い』で脅し、侵略を進めると云うやり方。
ウイグルやチベットでなにが起きようが特に関心もなく、人権侵害を続け、
世界覇権(征服)のために、日夜、努力する中国、お前はショッカーか。