遂に来た、グローバリスト宣言。
「ダボス会議」というモノが1月22日から25日まで開催されていました。
ダボス会議とは、スイス・ジュネーブに本拠を置く非営利財団、
世界経済フォーラムが毎年1月に、スイス東部の保養地ダボスで開催する年次総会です。
この会議では毎年、世界を代表する政治家や実業家が一堂に集まり、
世界経済や環境問題など幅広いテーマで討議します。
ところが、今年は世界的に主要国とされている国のトップは参加していません。
世界情勢はハッキリいってグローバリスト政治家にとっては都合の悪い状況。
トランプ大統領は国内のグローバリストとの攻防で忙しく、
マクロン大統領も、黄色のベストを着た反グローバリズムのデモで手一杯。
本来ならダボスへやって来て、旗振りをしないといけないハズが、
反マクロン勢にやられっぱなし。
メイ首相はブレグジットが難航し、このままでは合意なきEU離脱を余儀なくされ、
グローバリズムに対抗できなくなるので、たぶん必死のパッチ。
習国家主席といえば、米中貿易戦争の真っ只中で、中国インチキ経済は急降下、
ダボス会議どころではないし、メンツマル潰れ状態。
で、やってきたのはメルケル首相と4年ぶりに出席の安部総理。
まぁ、メルケル首相は首相の降板が決まっているので、さほど影響力はないと
思われますが、ここへきて、堂々とグローバリスト宣言をした安部総理が
見事なまでのデタラメスピーチを展開。
で内容は・・・・
↓
私は2度目の総理に選ばれた時、その頃の日本は悲観主義、敗北主義に満たされていた。
それを私は変えた、どうやって変えたか?女性の雇用を200万人増やした。
私たちは『ウィメノミクス』を大いに発動させ、女性が負う負担を軽減しながら、
より多くの女性に働くことを促しました。
私どもの政権期間中、それ以前一度も下がったことがなかった子供の相対貧困率が
初めて、かつ大きく下がりました。
私たちは貧富の格差を拡大しているのではなく、縮めているのです。
私が総理在任中の6年間に日本のGDPは10.9%伸びました。
絶望は新たな希望によって拭い去られました。
高齢者を雇用しました、そして外国人を雇用しました、今後も増やして行きます。
等々、グローバリストのお手本のようですが、そのほとんどは、
以前に習近平が語ったことに良く似ている。
我々自身の個人的データですとか、知的財産を体現したり、
国家安全保障上の機密を含んでいたりするデータですとかは
慎重な保護のもとに置かれるべきです。
しかしその一方、医療や産業、交通やその他最も有益な、非個人的で匿名のデータは、
自由に行き来させ、国境をまたげるように。
繰り返しましょう、国境など意識しないように、させなくてはなりません。
そこでデータガバナンスをよりフリーにどんどん流れるようにして、
日本が中心となってやります。
などと演説。
日本がグローバリストのリーダーとして立って行くぞという宣言です。
これ、ヤバいですね、中国と手を取り合って、という意味なのですが・・・
トランプはもちろんのコト、プーチンからも見放されると思うのだが・・・
さて、このグローバル化、なんとかならんのか?
日本で暮らすコトが不安に思ってしまう。
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