ドナルド・トランプ米大統領誕生の立役者で、
首席戦略官兼上級顧問を務めたスティーブン・バノン氏が、
8日、都内で特別講演(主催・アパグループなど)を行った。
高速大容量の第5世代(5G)移動通信方式ネットワークの支配などを通じ、
覇権を強める共産独裁国家・中国の危険性を指摘し、日米同盟の重要性を訴えた。
記事によると
「中国共産党の急進派の戦略は生やさしいものではない。
日本、米国、西ヨーロッパを5~10年以内に、従属国にすることをもくろんでいる」
トランプ政権は、中国による5G通信網支配を警戒し、同盟国に対し、
中国通信機器大手「華為技術(ファーウェイ)」などの製品を
使わないよう呼びかけている。
バノン氏は「ファーウェイは中国人民解放軍そのものだ」といい、
同じ中国の「中興通訊(ZTE)」とともに「全電気通信網に入り込み、
すべての人のデータを支配して影響力を及ぼすことを行っている」と説明した。
北朝鮮の「核・ミサイル」問題については、米朝首脳会談が2回開かれたが、
「簡単には進まない」と話した。
中国や北朝鮮に対峙(たいじ)するうえで重要な日米関係は、
「米国の日本政策をつかさどるチームは、
今ほどいいメンバーがそろったことはないと思う」とし、
マイク・ポンペオ国務長官、ウィリアム・ハガティ駐日大使、
ジョン・ボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)らの名前を挙げた。
講演を主催したアパグループの元谷外志雄代表は
「安倍晋三首相とトランプ大統領をつなぐバノン氏の働きに、さらに期待したい」
と総括した。
と、まぁ、そういうコトなのだが・・・ 中国は本気です。
実際に、世界の監視カメラの4割が中国製です。
すでに、中国国内には数千万台のカメラが設置してあり、
これは監視社会を構築するための必需品。
ま、すでに昨年末に中止になった「ドラゴンフライ・プロジェクト」
というものがありました。
グーグルが中国へ再上陸を図るために、中国政府にとって障害となる、自由や民主、
人権などに関する情報をスクリーニングして検索できなくするというシロモノ。
さらに、検索データと個人の電話番号をひも付きにするコトも出来たそうです。
さすがに「深刻な人権侵害になる」と反対の声が上がり、
グーグル社内からリークと批判が始まったという流れ。
それと、保守的なグローバリストである安倍首相への警告ともとれる
アパグループの元谷外志雄代表の総括が空を切らなことを祈る。